10/13 21:09 更新
あなたはどっち スポーツ

女流タイトル5期で、棋士になっていい?

場面と、二人の言い分
  1. 将棋の女流タイトル「白玲」を通算5期取った人に棋士へ移る資格を認める規定が、2025年6月の日本将棋連盟の総会で決まりました。10月10日、七番勝負の第5局に勝って白玲が通算5期となった女流棋士が、女性で初めて棋士になる資格を得ました。資格を使うと決めれば2027年4月1日付で四段になり、所属はフリークラスで、使うかどうかを決める期限は2週間です。
  2. 「実力は足りている。なぜ止める」
  3. 「資格の取り方に別のルートがあるのか?」

どっちの味方?最初の印象で選んでください。

資格は使っていい派 の言い分

わたしは、近所の将棋教室に娘を通わせています。盤の前では、男の子も女の子も同じ時間を使って考えます。それでも娘は、強くなったら誰になれるのと聞いてきて、わたしはすぐに答えられませんでした。今回、資格を取った人が出て、娘に見せられる道がやっと一本増えました。この資格を作ったのは連盟の総会で、本人ではありません。文句を言う先は、人ではなく決めた側でしょう。

相手へ:制度に反対なら、総会に言えばいい。なぜ一人を責めるんですか実際に出た声 「権利を行使する個人に文句をいうのは、だめだよ」

同じ道で来てほしい派 の言い分

わたしは、三段リーグを抜けられないまま、盤を離れた人を知っています。最後の対局の日、あの人は結果を見てから、誰にも言わずに帰っていきました。いつまでも挑めるわけではなく、期限が来たら、それで終わりでした。強さで言えば、あの人も足りていたと思います。それでも段位は出ない、それがあのリーグの決まりでした。後から別の道を足して同じ四段を出すなら、あの日の帰り道は何だったのかと、わたしは思います。

相手へ:決まりを後から足すなら、先に去った人にも、もう一度の機会はありますか実際に出た声 「歴代の3段リーグの涙した人間は納得しないだろ。権利は行使してはいけない」

どちらにも呼ばれない立場 今、三段リーグにいる側

わたしは、今月も三段リーグの対局があります。外の話に混ざっている暇はありません。制度に怒る人も、祝う人も、わたしの一局を指してはくれません。抜けるか抜けられないかだけが、わたしの前にあります。

言い分は、世間の声をもとに編集部が脚色したものです。実際の発言と出典は、元ネタの記事にあります。

元ネタを読む →将棋で女性初の棋士資格 西山朋佳白玲が持ち帰った2週間と10年

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