10/14 18:26 更新
あなたはどっち ガジェット

ポイント込みの値段、安いと思う?

場面と、二人の言い分
  1. 昔の名車を電気自動車で作り直した小さな車が、お披露目されました。シトロエンが狙う値段は約1万5000ユーロで、10月14日の仲値で換算すると約266万円です。日本で売られている軽の電気自動車、日産サクラのいちばん安いグレードは244万8600円で、国の補助金58万円を使えば約187万円から買えます。
  2. 「戻ってくる分も、私のお金です」
  3. 「レジで出す金額が、値段です」

どっちの味方?最初の印象で選んでください。

戻る分も数える派 の言い分

買い物の前に、まず調べます。使えるクーポンがあるか、あとから申請して戻るお金があるか、どの支払い方だと何パーセント返ってくるか。レジに並んでいる間にも画面を開いて、重ねられる割引は全部重ねます。家族は呆れた顔をしますが、同じ日に同じ品物を買って、私だけが安く済むのなら、調べている時間のほうが安いと思っています。
働き始めた年に、初めての大きな買い物を、値札のままの金額で払いました。あとになって、申請すれば戻ってくるお金があったと、人に教えられました。知らなかっただけで、半月分の食費が消えていたわけです。それからは、値札の数字を、お店の言い値として見るようになりました。
値札しか見ない人のことは、正直もったいないと思って見ています。手続きが面倒だと言いますが、紙を一枚書けば戻ってくるお金を、わざわざ置いてくる理由が分かりません。安く買うのが恥ずかしいことだとは思いません。制度も割引も、使われるために作られています。

相手へ:取りに行けば戻るお金を、置いてくるんですか?

払う額が値段派 の言い分

値札を見て、そこに書いてある金額で決めます。あとから何パーセント戻るとか、申請すれば補助が出るとか、店員さんがその話を始めたら、聞き流して値札に戻ります。レジで財布から出ていった金額が、私にとってのその品物の値段です。戻ってくるお金は、本当に戻ってきた日に数えます。
前に、ほとんどお金はかからないと言われて、携帯を替えたことがあります。条件を満たしているあいだだけ安くなる、という売り方でした。毎月の明細には、聞いていたのとは違う金額が並びました。やめようとしたら、また別の条件が出てきました。あの日から、条件の付いた安さを、安さと呼ばないことにしています。
割引を重ねている人を横で見ていると、何を買いに来たのか分からなくなっているように見えます。得になる買い方を探しているうちに、その品物が自分に要るのかどうかという話が消えてしまいます。私は、欲しい物を、書いてある値段で買えるかどうかだけで決めたいのです。払えないなら、買いません。

相手へ:その割引、来年も同じ条件で付いていますか?

どちらにも数えられない立場 割引の条件に入れない人

割引も補助も、使える人の話です。書類の書き方が分からない、審査に通らない、対象の支払い方を持っていない。そういう人の前では、安い値段も高い値段も、同じ一つの値札のままです。どちらの言い分にも、自分は入っていません。

言い分は、世間の声をもとに編集部が脚色したものです。実際の発言と出典は、元ネタの記事にあります。

元ネタを読む →EVで復活する2CVの1万5000ユーロは、日産サクラより高かった

ほかの設問を見る →