10/14 18:26 更新

T-レックスが切り株でつまずく

10月発売、1回400円のガチャ

10/14 15:09 / 発信国:日本 / 記者:工藤

T-レックスが切り株でつまずく400円ガチャ 4年前にはキティが転んでいた

タカラトミーアーツが、恐竜を転ばせた。

ガチャ「ジュラシック・ワールド すってんころりんフィギュア」が、10月上旬に発売された。1回400円で全4種。ティラノサウルス・レックス、トリケラトプス、ブラキオサウルス、スピノサウルス。足元の岩や切り株、木につまずいているもの、水に足をとられているものがある。大きさは約55〜85ミリ。4種とも、まっすぐ立っていない。

まず思うのは、これだろう。ネタが尽きたのか。

恐竜のガチャは、すでに相当な数が出ている。同じタカラトミーアーツの2023年8月「肩ズンFig. ジュラシック・ワールド」では、恐竜5種がウトウトしながら肩を寄せ合った。2025年7月の「ジュラシック・ワールド ころんとソフビ1」ではT-レックスたちがお座りをし、同年8月の「こっちむいてFig. ジュラシック・ワールド」では振り向いた。肩を寄せ、座り、振り向き、そして転ぶ。引き出しを下から順に開けているように見えるが……

キティは4年前に転んでいる

「すってんころりん」は、恐竜のために作られた企画ではない。2022年2月、サンリオキャラクターズ版が1回300円で出ている。ハローキティ、シナモロール、ポチャッコ、ポムポムプリン、ハンギョドンの全5種で、転び方は1体ずつ違う。キティは前のめり、ポチャッコは横向き、ハンギョドンは仰向け。ポムポムプリンは、頭とお尻の位置が入れ替わるほど豪快にいっている。

日本の店に並ぶカプセルトイの自動販売機
写真はイメージ Photo by C M on Unsplash

そこから、転ぶ顔ぶれが増えた。2024年4月のおぱんちゅうさぎ版は全4種。「おさいふ」には落とした硬貨、「きゅうしょく」にはカレー鍋が、本体とは別に付いてくる。2025年9月にはアニメ「ぼっち・ざ・ろっく!」版。2026年4月には「きかんしゃトーマス」版が出て、トーマス、ジェームス、パーシーに加えて、トップハム・ハット卿まで転んだ。機関車ではなく、人のキャラクターである。

つまり、恐竜が最初ではない。4年前からキャラクターを転ばせ続けてきた棚に、今度は恐竜が並んだだけだ。

では、なぜ恐竜だったのか。ここは分からない。タカラトミーアーツは企画の理由を出しておらず、出典にも担当者の説明はなかった。ただ、キティからT-レックスまで4年かけて転ばせてきた並びを見ると、ネタに困った末の一発とは思えない。転ばせる担当が、ちゃんと続いているのだと思う。

転んだ顔ぶれは、キティ、ぼっちちゃん、トップハム・ハット卿、そしてT-レックス。キティが転んでから4年で、ついにT-レックスまで転んだ。1回400円である。

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出典

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