10/14 18:26 更新

特急電車に乗り込む蜂の大群

トイレに鍵をかけても侵入

写真はイメージ Photo by Kai Wenzel on Unsplash

10/13 21:06 / 発信国:インド

蜂の群れがインドの特急に乗り込み、12〜14人がけがをした

インドのカジュラホ駅で10月11日の夜、ホームに蜂の群れが現れた。デリー行きのヴァンデ・バーラトを待っていた人たちは、停車中の車内へ駆け込んだ。これで助かる、と思ったら、蜂も一緒に入ってきた。入られたのはA-2号車である。

ここからが、あまり想像したくない場面だ。乗客の何人かは、車内のトイレに入って内側から鍵をかけた。蜂は、その中にも入った。鍵は関係がなかった。報じられたけが人は12〜14人。刺された人は、顔や首、目のまわりが腫れた。

乗客は車内のスタッフに声をかけたが、ほとんど助けてはもらえなかった。乗客がそう話したと、インドの報道は伝えている。この列車は2024年3月、モディ首相がオンラインで開業を祝った看板列車だ。660キロを8時間20分で走る。車内にはWi-Fiも読書灯も付いている。蜂への備えは、設備の一覧に出てこない。

蜂は列車を狙ったのではない

なぜ、そんなことに。巣があったのは、列車ではなくホームのほうだった。原因は、駅でやっていた工事らしい。巣を刺激したと報じられているが、まだ確かではない。「らしい」としか書けないのは、鉄道が調べている最中だからだ。

刺された人はどうなったのか。インドの報道によると、列車がジャーンシー駅に着いたときに、医師が手当てをした。ラリトプル駅でも、手当ての用意がされたという。ただ、全員がその後どうなったかは、読めた報道では分からなかった。

映像は、インドのABP Liveが話題の動画として取り上げた。付いた見出しは「Unusual Welcome」。珍しい歓迎、である。カジュラホは寺院群で知られる観光地で、この列車はそことデリーのハズラト・ニザームッディーン駅を結ぶ。観光客を運ぶ列車への歓迎、というわけだ。

うまい見出しである。ただ、腫れたのは本物の顔と目で、その数は12〜14人。トイレに鍵をかけて逃げた話はおかしいが、刺された側はおかしくない。

鉄道は調べ始めた。蜂の巣があったのは、乗客が逃げ込んだ列車ではなく、ホームの上である。

出典

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