10/14 18:26 更新

レンジのピザ、判定は『WORST!!!』

ワシントン・ポストの目隠し試食

10/14 12:11 / 発信国:アメリカ / 記者:工藤

ピザの温め直しで勝ったのは、30分かかる方法だった

冷蔵庫に残ったピザを、どう温め直すか。アメリカのワシントン・ポストが10月13日、5つの方法を試した記事を出した。使ったのは、前日に注文したドミノ・ピザのチーズピザ。社内の4人が、どの方法で温めたかを知らされないまま食べ比べた。その感想が、なかなかひどい。

最下位は電子レンジ。強で1分、足りなければ15〜30秒足す。かかる時間は1〜2分だ。1人の判定は「WORST!!!」。別の1人は「安い学校の給食みたいな味」と書いた。生地はへなへなになる。ただし「チーズはこの方法がいちばんうまい」という声もあった。

4位は、予熱なしのオーブン。冷えたまま華氏350度(摂氏で約177度)に入れ、12〜16分。感想は「消しゴムをかじっているみたい」。ねばつく食感で、チーズの色もよくなかったという。レンジの10倍近い時間をかけても、生地はやはりへたる。

3位はエアフライヤー。予熱のあと華氏350度で4分、全部で8〜9分。「底はカリッとして、ちょうどいい」と言う人もいたが、「やわらかすぎて、オートミールみたいに口の中でべちゃっとなる」とも。大きさによっては1〜2枚しか入らないのが弱点だ。

2位はフライパン。ステンレスのものを弱めの火にかけ、熱くなったら水を小さじ1。ピザを入れてふたをし、5分おいてから、もう小さじ1足す。全部で12〜14分だ。「生地はちゃんと焼けていて、焼きすぎてもいない」と推す人がいた。一方で「ダンボールくらい硬い」。

1位は、30分待つ方法

そして1位。ピザストーンを入れたオーブンを華氏400度(約204度)まで予熱し、5分焼く。4人のうち2人が、これを一番に推した。「底がいい具合にカリッとして、中まで熱が通っている」。

オーブンの中のピザストーン
写真はイメージ Photo by serjan midili on Unsplash

ここが面白い。この方法、予熱を入れると全部で30〜35分かかる。記事は欠点をこう書く。その時間があれば、宅配でピザを1枚頼めてしまう。1分で終わるレンジを蹴って、わざわざ30分である。

ピザストーンがない人への代案もある。オーブンを華氏450度(約232度)まで上げ、天板を中段に入れて先に熱しておく。そこへ直接のせて、チーズがつやっとして生地がカリッとするまで5分ほど。熱い天板に触れた底からは水気が抜け、まわりの熱はチーズや具をゆるやかに温める。別の料理サイトは、そう説明している。

で、その30分の末に出てきた、勝者への感想のひとつがこれだ。「なんとなく焼きたての味がする」(原文は Tastes vaguely fresh)。30分かけて、なんとなく。それでも、この「なんとなく」が5つの中で一番だった。

出典

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