10/13 14:12 更新

男女合同合宿?!

バクー世界柔道、混合団体で2大会ぶりの優勝

写真はイメージ Photo by ARTO SURAJ on Unsplash

10/12 21:37 / 発信国:日本

世界柔道で金8個の日本、男女別々だった合宿を一つにしていた?!

柔道の世界選手権の最終日、2026年10月11日の混合団体戦で、日本が決勝でロシアを4対1で下して優勝した。場所はアゼルバイジャンのバクー。2大会ぶり8度目の優勝だ。

その裏側の話が、10月12日に出てきた。時事通信が同日9時22分に配信した記事によると、日本代表は前の大会のあと、男女別々だった合宿を一つにしていたという。

本誌は10月12日に、この混合団体の初戦を一試合ずつ追った記事を出した。今回は、その先の話だ。

男女別々だった合宿を、一つにした

日本は混合団体で7連覇していたが、2025年の前の大会は3位に終わり、連覇が止まった。そのあと、日本はこの種目に力を入れたという。男女の全日本代表は、それまで合宿を別々に張っていた。そこを変えて、男女そろっての練習会を新しく設けた。それがチームの一体感につながった、と時事通信は書いている。10月12日の時点で、全日本柔道連盟はこの話を発表していない。なお日本は、この種目ができた2017年から、9大会続けてメダルを取っている。

男子代表の鈴木桂治監督は「選手同士、監督、コーチとの信頼関係をもっと濃くしていきたい」と話した。2年後のロサンゼルス五輪に向けた言葉だ。決勝で4点目を取った大森朱莉は「自分のところでは絶対に取る、という気持ちだった」。個人戦の男子90キロ級を2連覇した村尾三四郎は「自分の役割を果たせた」。いずれも時事通信が伝えた言葉だ。

世界一が7人いても、団体の12人に入ったのは3人

日本はこの大会の個人戦で、男女14階級のうち7階級を制した。男子は阿部一二三(66キロ級)、田中龍雅(73キロ級)、村尾三四郎(90キロ級)。女子は古賀若菜(48キロ級)、阿部詩(52キロ級)、大森朱莉(57キロ級)、嘉重春樺(63キロ級)だ。混合団体の金を足して、日本の金メダルはこの大会で8個になった。

ところが、全日本柔道連盟が載せている混合団体のメンバー12人のうち、その7人に入るのは田中龍雅、村尾三四郎、大森朱莉の3人だけだった。残りは、男子が中野寛太、中村雄太、田嶋剛希、内村秀資。女子が新井万央、素根輝、田中志歩、前田凛、玉置桃だ。

ここが、ややこしい。混合団体の階級は6つしかない。国際柔道連盟(IJF)の説明では、男子が73キロ級・90キロ級・90キロ超級、女子が57キロ級・70キロ級・70キロ超級。なぜ6つなのか。IJFは、階級の幅を広くとれば、どの国も6人をそろえやすくなると説明している。普段は組まない体重差の対戦が見られる面白さもある、という。

しかも選手には、自分の階級か、その1つ上の階級に出られる決まりがある。では、なぜこの12人なのか。全日本柔道連盟の発表では、選び方の理由は確かめられなかった。

決勝の4点

決勝で点を取ったのは、田中志歩、村尾三四郎、新井万央、大森朱莉の4人。中野寛太が1つ落とした。大森朱莉の4点目は、袖釣込み腰の技ありによる優勢勝ちだった。

その4点のうち2点は、個人戦でメダルに届かなかった選手のものだ。田中志歩は女子70キロ級の3回戦で負け、新井万央は女子78キロ超級でメダルに届かなかった。

出典

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