10/13 14:12 更新

1局目で負けて、4対1で勝った

世界柔道・男女混合団体(バクー)

写真はイメージ Photo by ARTO SURAJ on Unsplash

10/12 14:01 / 発信国:日本

世界柔道混合団体で優勝した日本、初戦の1局目は負けていた

柔道の世界選手権の最終日、2026年10月11日に、アゼルバイジャンのバクーで男女混合団体戦が行われた。優勝したのは日本だ。決勝ではロシアに4対1で勝った。共同通信は「2年ぶり8度目の優勝」と伝えている(10月12日0時18分配信)。

ただ、この日の日本は、初戦の1局目で負けている。柔道専門メディアのeJudoが出した全試合結果を見ると、勝ち上がり方が少し変わっていた。

初戦は、1局目から負けていた

混合団体は、男女3階級ずつの6階級で1チームを組む。先に4勝したチームの勝ちで、決まった時点で残りの試合はやらない。3勝3敗で並んだときは代表戦になる。この競技方法は、eJudoが2024年に書いた説明による。

日本の初戦は2回戦。相手は開催国のアゼルバイジャンだった。

1局目は男子90キロ超級。中野寛太が、ゼリム・コツォエフに釣腰で投げられた。本戦の4分では決まらず、ゴールデンスコアに入って38秒だった。日本は0対1で追う形になる。

2局目は女子57キロ級。玉置桃が横四方固で押さえ込み、2分22秒で一本を取った。これで1対1。

3局目は男子73キロ級の田中龍雅。小外刈で有効を取って勝ち、2対1になった。

4局目は女子70キロ級の田中志歩。こちらも小外刈の有効で勝ち、3対1。

5局目は男子90キロ級の田嶋剛希。抱分で技ありを取り、これが4勝目になった。日本の勝ちが決まった。

では、6局目はどうなったのか。残っていたのは女子70キロ超級で、組み合わせには新井万央の名前がある。だが、試合は行われていない。4勝で終わる決まりだから、ここで打ち切りになった。

ここが、ややこしい。4対1という数字は「5局やって1つ落とした」という意味で、6局すべてをやった結果ではないのだ。

ネットの評判

共同通信の記事は、Yahoo!ニュースにも出た。配信は日本時間の10月12日0時18分。10月12日の昼に見たときには、コメントは3件だった。記事には「優勝、おめでとうございます! 皆さん、活躍、健闘で素晴らしいですね。」という書き込みがあった。ただ、この書き込みは、コメントの本文を読み出せなかったため、出典では確かめられなかった。

畳に上がらなかった選手

日本はこのあと、準々決勝でモンゴルに4対1で勝った。準決勝の中国戦は3対0。ここには、両者が反則負けになって、どちらにも点が入らなかった一局がある。そして決勝で、ロシアに4対1。10月3日のアジア大会(愛知・名古屋)でも混合団体を制していて、そちらは3連覇だった。

決勝で4点目を取ったのは、個人戦の女子57キロ級を制した大森朱莉。袖釣込腰で技ありを取り、イリナ・ズエワに勝った。共同通信は、決勝で勝った選手として、男子90キロ級を2連覇した村尾三四郎の名前も挙げている。

この混合団体戦は、日テレジータスで10月20日の20時から放送される予定だ。次の世界選手権は、2027年6月にカザフスタンのアスタナで行われる。

初戦で一度も畳に上がらなかった新井万央は、そのあとの3試合すべてで勝った。

出典

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