1局目で負けて、4対1で勝った
世界柔道・男女混合団体(バクー)
写真はイメージ Photo by ARTO SURAJ on Unsplash
世界柔道混合団体で優勝した日本、初戦の1局目は負けていた
柔道の世界選手権の最終日、2026年10月11日に、アゼルバイジャンのバクーで男女混合団体戦が行われた。優勝したのは日本だ。決勝ではロシアに4対1で勝った。共同通信は「2年ぶり8度目の優勝」と伝えている(10月12日0時18分配信)。
ただ、この日の日本は、初戦の1局目で負けている。柔道専門メディアのeJudoが出した全試合結果を見ると、勝ち上がり方が少し変わっていた。
初戦は、1局目から負けていた
混合団体は、男女3階級ずつの6階級で1チームを組む。先に4勝したチームの勝ちで、決まった時点で残りの試合はやらない。3勝3敗で並んだときは代表戦になる。この競技方法は、eJudoが2024年に書いた説明による。
日本の初戦は2回戦。相手は開催国のアゼルバイジャンだった。
1局目は男子90キロ超級。中野寛太が、ゼリム・コツォエフに釣腰で投げられた。本戦の4分では決まらず、ゴールデンスコアに入って38秒だった。日本は0対1で追う形になる。
2局目は女子57キロ級。玉置桃が横四方固で押さえ込み、2分22秒で一本を取った。これで1対1。
3局目は男子73キロ級の田中龍雅。小外刈で有効を取って勝ち、2対1になった。
4局目は女子70キロ級の田中志歩。こちらも小外刈の有効で勝ち、3対1。
5局目は男子90キロ級の田嶋剛希。抱分で技ありを取り、これが4勝目になった。日本の勝ちが決まった。
では、6局目はどうなったのか。残っていたのは女子70キロ超級で、組み合わせには新井万央の名前がある。だが、試合は行われていない。4勝で終わる決まりだから、ここで打ち切りになった。
ここが、ややこしい。4対1という数字は「5局やって1つ落とした」という意味で、6局すべてをやった結果ではないのだ。
ネットの評判
共同通信の記事は、Yahoo!ニュースにも出た。配信は日本時間の10月12日0時18分。10月12日の昼に見たときには、コメントは3件だった。記事には「優勝、おめでとうございます! 皆さん、活躍、健闘で素晴らしいですね。」という書き込みがあった。ただ、この書き込みは、コメントの本文を読み出せなかったため、出典では確かめられなかった。
畳に上がらなかった選手
日本はこのあと、準々決勝でモンゴルに4対1で勝った。準決勝の中国戦は3対0。ここには、両者が反則負けになって、どちらにも点が入らなかった一局がある。そして決勝で、ロシアに4対1。10月3日のアジア大会(愛知・名古屋)でも混合団体を制していて、そちらは3連覇だった。
決勝で4点目を取ったのは、個人戦の女子57キロ級を制した大森朱莉。袖釣込腰で技ありを取り、イリナ・ズエワに勝った。共同通信は、決勝で勝った選手として、男子90キロ級を2連覇した村尾三四郎の名前も挙げている。
この混合団体戦は、日テレジータスで10月20日の20時から放送される予定だ。次の世界選手権は、2027年6月にカザフスタンのアスタナで行われる。
初戦で一度も畳に上がらなかった新井万央は、そのあとの3試合すべてで勝った。
- 2026年バクー世界柔道選手権大会(全日本柔道連盟)
- 柔道のルール(全日本柔道連盟)
- All Match Results / Baku Judo World Championships 2026 Mixed Teams(eJudo英語版)
- 男女混合団体戦 全試合結果/バクー世界柔道選手権2026(eJudo・無料部分)
- 【直前展望】パリオリンピック柔道競技2024 男女混合団体戦(eJudo・競技方法の説明)
- 日本が2年ぶり優勝(共同通信/デイリースポーツ)
- 柔道混合団体で日本が優勝(共同通信/Yahoo!ニュース)
- 【柔道】日本、混合団体3連覇 決勝でカザフスタンを圧倒(日刊スポーツ)
- 世界柔道選手権2026アゼルバイジャン・バクー大会(日テレジータス)
- IJF Calendar 2027(国際柔道連盟)
- 日本、2大会ぶりV 決勝でロシア下す―世界柔道混合団体(時事通信・本文を開けず)
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