10/13 14:12 更新

1区は7位、首位と16秒差だった

そこから早稲田が16年ぶりに優勝した出雲駅伝

10/12 21:29 / 発信国:日本

出雲駅伝で16年ぶり優勝の早稲田 区間賞4つのうち2つを1年生が取った

第38回出雲全日本大学選抜駅伝で、早稲田大学が2時間5分56秒の大会新記録で優勝した。2010年以来、16年ぶり3度目だ。6区間のうち4区間で区間賞を取り、そのうち2つは1年生が取った。陸上競技社が10月12日に区間成績を伝えた。

本誌は10月12日、箱根駅伝の王者・青山学院大学が1区2位から11位まで落ちた道筋を伝えた。では、勝った側はどこで時間を稼いだのか。

早大の1区は吉倉ナヤブ直希(3年)で、22分58秒の7位。首位と16秒差のスタートだった(月刊陸上競技)。2位だった青学大の石川浩輝(2年)は22分48秒。早大のほうが10秒遅い。

2区の5.8キロで、1年生が6人を抜いた

ひっくり返したのは2区だ。5.8キロを走った本田桜二郎(1年)は15分42秒で区間賞。7位でタスキを受け、6人を抜いて首位に立った(スポーツ報知)。同じ2区の青学大・鳥井健太(4年)は16分10秒。28秒の差がついた。

本田はスポーツ報知に「最短区間の2区で、自分が花田監督に求められてるのは、ラストスパート」(原文ママ)と話し、「それを最高の形で達成することができて、とてもうれしい気持ち」と続けた。

4区6.2キロは、もう1人の1年生・新妻遼己が17分10秒で区間新記録。早大のリードを広げた(東京スポーツ)。5区6.4キロの山口竣平(3年)も17分35秒で区間新。最後の6区10.2キロは工藤慎作(4年)が29分00秒で区間賞。青学大の前川竜之将(2年)は30分25秒で、ここで1分25秒の差がついた。工藤は月刊陸上競技に「後輩たちのおかげで、余裕を持って楽しいレースができた」と話した。

1年生は、早大だけではない。1区の区間賞は駒澤大学の鈴木大翔(1年)が22分42秒で取っている。6つの区間賞のうち、3つは1年生が取った(陸上競技社)。

早大の優勝タイムは、2023年に駒澤大学が出した大会記録を約2分縮めた(デイリースポーツ)。青学大との差は3分57秒だった。

勝った監督が「選手層的にはまだ足りていない」

早稲田大学は10月12日、公式サイトに花田勝彦監督のコメントを出した。「選手たちの日ごろの努力の成果が実を結び、2010年以来、16年ぶりに優勝することができ、大変うれしく思います」「次は全日本を獲って、箱根に向けて勢いをつけていきたいと思います」。東京スポーツには「特に1年生の2人が非常によく頑張ってくれた」(原文ママ)と話した。

勝ったのに、足りない? 花田監督は月刊陸上競技に、こうも話している。「全日本は8区間、箱根は10区間になる。選手層的にはまだ足りていないので、このレースを見ている仲間たちもここに加われるように、しっかり走ってほしい」。出雲は6人で走る。11月1日の全日本大学駅伝は8人が必要になる。

一方、青学大の原晋監督にも新しい発言が出た。スポーツ報知は10月12日、原監督が「俺たちの出雲駅伝大作戦は0点、いや、10点です。1区の石川浩輝(2年)だけは良かった」(原文ママ)と話したと伝えた。日刊スポーツには「ここ最近のうちのトレーニングの流れが、この出雲には合っていない。目標はその先の全日本や箱根」とも語っている。

ネットの評判

THE ANSWERは10月12日、6区の工藤慎作がレース後にXへ出した優勝の投稿に反応が集まったと伝えた。「ついにやね!! 今年は早稲田の時代かもやな」「これは全日本、箱根路にも期待 早稲田を三冠に導いて欲しい」などが紹介されている。早大の優勝を喜ぶ声と、箱根まで勝ってほしいという声が目立つ。

1年生2人が全日本大学駅伝で走るかどうかは、10月12日の時点では発表されていない。45.1キロの大会記録を約2分縮めた6人のうち、2人は入学して半年あまりの1年生だった。

出典

よく読まれている記事

こちらの記事も

← 一覧へ戻る