10/13 15:11 更新

同士討ちに罰なし。失ったのは8点

F1マクラーレン、ノリスとピアストリの接触

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10/11 19:00 / 発信国:シンガポール

マクラーレン同士討ちにペナルティなし 代表は「いかなる場合でも容認できない」

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2026年10月10日、F1シンガポールGPのスプリントで、マクラーレンの2台がぶつかった。最終ラップのターン5(5番目のコーナー)。3位のシャルル・ルクレールを追う4位のオスカー・ピアストリに、5位のランド・ノリスがインから飛び込んだ。2台は接触してスピン。ピアストリは壁に当たってリタイア、ノリスは8位でゴールした。FIAの審査委員は2人を呼んで話を聞き、どちらにも罰を出さなかった。

このスプリントは、雨でターン2から3に水がたまり、30分ほど遅れて始まった。全車が溝のある雨用タイヤで走り出した。先頭を走っていたジョージ・ラッセルは、1周目の最終コーナーで壁に当たって消えた。無線では、自分は大丈夫だと伝え、何度も謝っていた(F1公式サイト)。優勝はマックス・フェルスタッペン。2位はルイス・ハミルトン、3位はルクレールだった。

なぜ、罰が出ないのか。F1公式サイトによると、ノリスは審査委員に、コーナーの頂点に入る前に自分の前輪が相手のミラーより前に出ていたから、空けてもらえると思ったと説明した。ピアストリは、抜かれるとは思っていなかったと話し、頂点では相手が見えていなかったと説明した。結論は、ぶつかった原因は両者にあり、どちらか一方が主に悪いとは言えない、というものだった。

罰はなし。では、チームはどう裁くのか

競技の罰はゼロでも、チームの損は小さくない。2台が4位と5位でゴールしていれば9点。入ったのは、ノリスの8位の1点だけだ。マクラーレンはコンストラクターズ選手権で3位の317点。4位のレッドブル(306点)との差は、11点しかない。

アンドレア・ステラ代表の言葉は厳しかった。オートスポーツwebの訳では「マクラーレンの2台がコース上で接触することは、いかなる場合でも容認できない」「これは我々がレースを戦ううえでの基本原則」。

では、チームからの処分は出るのか。ステラ代表は、どちらが悪いかを公に決めるつもりはないと言い、話し合いは非公開でやると話した。決勝の前にも話し、本格的な話し合いは週末が終わってから、2週間後のアメリカGPまでの間にやるという(PlanetF1、10月11日)。10月11日の時点で、チームからの処分の発表はない。ノリスは「望んでいた結果ではなかったので、僕はチームに謝罪した」。ピアストリは10月11日、「ランドは謝罪したし、僕たちはもう前を向いている」と話した。オーストラリアの専門媒体Auto Actionは、2025年6月のカナダ、2025年のシンガポールに続く3度目の接触だと書いている。

罰なしの裁定には、ほかのチームからも声が出た。スプリント9位のアルピーヌ、ピエール・ガスリーは、10月11日の公式予選のあと「ランドがペナルティを受けていたら、僕は1ポイント獲れていたんだけどね!」と話した(F1-Gate.com)。ノリスが8位、ガスリーが9位。ノリスが罰で順位を下げていれば、ガスリーに1点が入っていた。

ネットの評判

スポーティングニュース日本版は10月11日、ネット上の声を集めた記事を出した。どの場所の投稿かは、その記事に書かれていない。「完全に無意味」「こんなことしてる場合じゃ無いのにね」と最終ラップで争ったこと自体を疑うものと、「見れば見るほど、ランドを責められない」とノリスをかばうものが並ぶ。「仲違いにならない事を祈るわ」という声もあった。ネットの声は、裁定や処分の根拠ではない。

傷んだ2台は、同じ日の夜の公式予選に間に合った。ノリスが5番手、ピアストリが7番手。6番手だったラッセルがパワーユニット交換で最後尾に下がるため、決勝はノリスが5番グリッド、ピアストリが6番グリッド。ぶつかった2台は、3列目に並んで走り出す。決勝は10月11日、日本時間の21時に始まる。

出典

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