男女合同合宿?!
バクー世界柔道、混合団体で2大会ぶりの優勝
写真はイメージ Photo by ARTO SURAJ on Unsplash
世界柔道で金8個の日本、男女別々だった合宿を一つにしていた?!
柔道の世界選手権の最終日、2026年10月11日の混合団体戦で、日本が決勝でロシアを4対1で下して優勝した。場所はアゼルバイジャンのバクー。2大会ぶり8度目の優勝だ。
その裏側の話が、10月12日に出てきた。時事通信が同日9時22分に配信した記事によると、日本代表は前の大会のあと、男女別々だった合宿を一つにしていたという。
本誌は10月12日に、この混合団体の初戦を一試合ずつ追った記事を出した。今回は、その先の話だ。
男女別々だった合宿を、一つにした
日本は混合団体で7連覇していたが、2025年の前の大会は3位に終わり、連覇が止まった。そのあと、日本はこの種目に力を入れたという。男女の全日本代表は、それまで合宿を別々に張っていた。そこを変えて、男女そろっての練習会を新しく設けた。それがチームの一体感につながった、と時事通信は書いている。10月12日の時点で、全日本柔道連盟はこの話を発表していない。なお日本は、この種目ができた2017年から、9大会続けてメダルを取っている。
男子代表の鈴木桂治監督は「選手同士、監督、コーチとの信頼関係をもっと濃くしていきたい」と話した。2年後のロサンゼルス五輪に向けた言葉だ。決勝で4点目を取った大森朱莉は「自分のところでは絶対に取る、という気持ちだった」。個人戦の男子90キロ級を2連覇した村尾三四郎は「自分の役割を果たせた」。いずれも時事通信が伝えた言葉だ。
世界一が7人いても、団体の12人に入ったのは3人
日本はこの大会の個人戦で、男女14階級のうち7階級を制した。男子は阿部一二三(66キロ級)、田中龍雅(73キロ級)、村尾三四郎(90キロ級)。女子は古賀若菜(48キロ級)、阿部詩(52キロ級)、大森朱莉(57キロ級)、嘉重春樺(63キロ級)だ。混合団体の金を足して、日本の金メダルはこの大会で8個になった。
ところが、全日本柔道連盟が載せている混合団体のメンバー12人のうち、その7人に入るのは田中龍雅、村尾三四郎、大森朱莉の3人だけだった。残りは、男子が中野寛太、中村雄太、田嶋剛希、内村秀資。女子が新井万央、素根輝、田中志歩、前田凛、玉置桃だ。
ここが、ややこしい。混合団体の階級は6つしかない。国際柔道連盟(IJF)の説明では、男子が73キロ級・90キロ級・90キロ超級、女子が57キロ級・70キロ級・70キロ超級。なぜ6つなのか。IJFは、階級の幅を広くとれば、どの国も6人をそろえやすくなると説明している。普段は組まない体重差の対戦が見られる面白さもある、という。
しかも選手には、自分の階級か、その1つ上の階級に出られる決まりがある。では、なぜこの12人なのか。全日本柔道連盟の発表では、選び方の理由は確かめられなかった。
決勝の4点
決勝で点を取ったのは、田中志歩、村尾三四郎、新井万央、大森朱莉の4人。中野寛太が1つ落とした。大森朱莉の4点目は、袖釣込み腰の技ありによる優勢勝ちだった。
その4点のうち2点は、個人戦でメダルに届かなかった選手のものだ。田中志歩は女子70キロ級の3回戦で負け、新井万央は女子78キロ超級でメダルに届かなかった。
- 2026年バクー世界柔道選手権大会(全日本柔道連盟)
- 柔道のルール(全日本柔道連盟)
- Abu Dhabi World Championships 2024, Mixed Teams Preview(国際柔道連盟・混合団体の6階級とその理由)
- 柔道世界選手権 混合団体で2年ぶりの金メダル(NHK)
- チーム一体で王座奪還 日本、重点強化が結実―世界柔道(時事通信・10月12日9時22分配信)
- 日本、2大会ぶりV 決勝でロシア下す―世界柔道混合団体(時事通信・10月12日8時33分配信)
- All Match Results / Baku Judo World Championships 2026 Mixed Teams(eJudo英語版・決勝と準決勝の内訳)
- 【速報】日本が王座奪還、8度目の優勝飾る(eJudo・無料部分)
- 【直前展望】パリオリンピック柔道競技2024 男女混合団体戦(eJudo・混合団体の競技方法)
- 日本が2年ぶり優勝 世界柔道の混合団体(共同通信/Yahoo!ニュース・村尾三四郎の90キロ級2連覇)
- 世界柔道混合団体:日本は8連覇逃し、銅メダル。(olympics.com・※本文はタイムアウトで開けず、見出しのみ確認)
- 鈴木桂治(Wikipedia・男子日本代表監督の就任と再任を確認)
あなたへのおすすめ よく読むカテゴリーから
よく読まれている記事
匂わせ
なかったよね
――あるユーザーが、突然の報告に
久保建英と福原遥が電撃婚、欧州旅行の写真は2年前から公開されていた
推し活の大賞を決めたのは、ファンの投票ではなかった
中島健人が受賞した、第1回 日本推し活大賞 2026の話
中島健人、第1回「日本推し活大賞」男性アイドル部門を受賞 決めたのはファン投票ではなく、業界関係者へのアンケートだった
30万のコート、
誰が買うんだろう
――松本潤が着た、29万7,000円のトレンチ
アクアスキュータムの客は50〜60代、そこに43歳の松本潤が呼ばれた
このままでは
箱根のシードも取れんぞ
――青学大の原晋監督が、出雲駅伝のあとに