10/9 17:49 更新

中古のPS5が、
新品より高い

――アメリカのゲーム店の値札

写真はイメージ Photo by JESHOOTS.COM on Unsplash

10/7 20:01 / 発信国:アメリカ

中古PS5 Proが米国で1,399ドル 日本は「60時間」が応募条件

アメリカのゲーム販売チェーンGameStopが、10月6日、中古のPlayStation 5 Proを1,399.99ドルで売り場に出した。新品の定価は899.99ドルだ。中古のほうが、約500ドル高い。

近所の店で、中古が新品より高い値札で並んでいたら、どう思うだろうか。GameStop Proの会員なら1,329.99ドルまで下がるが、それでも新品より400ドル以上高い。PS5 Proの発売は2024年11月、そのときの定価は699.99ドルだった。いまの中古は、その倍だ。

なぜ、中古のほうが高いのか

11月19日にGrand Theft Auto VIが出る。これを遊ぶための本体が足りない。主要な小売店では、新品のPS5 Proの在庫切れが続いている。

うっかり付けた値札でもないらしい。GameStopの社内向けの通知が外に出た。中古を新品より高くするのは意図的だ、と店舗に伝える内容だったと報じられている。ただ、その通知が本物かどうかについて、GameStop自身の説明は出典で確かめられなかった。

買い取り側の数字も動いた。下取り額は、ディスクのない機体が800ドル、ディスク付きが850ドルに上がった。1,399.99ドルで売られているのはディスクのない機体で、買い取りとの差は約600ドル。この機体にディスクドライブは付かない。別売りで79.99ドル。

ネットの評判

Redditでは、店を責める声が目立つ。「この値段で買う人がいたら、正気を失っている」(訳)。転売屋のやり方と変わらない、という受け取り方だ。店を擁護する書き込みは出典の記事になかった。ただ、記事自体は、下取り額の引き上げを店側の言い分として挙げている。

基板に取り付けられたメモリの部品
写真はイメージ Photo by Umberto on Unsplash

怒りは店に向かうが、本体は増えない

ここが、ややこしい。GameStopが1,399.99ドルを付けられるのは、新品が足りないからだ。店を責めても、本体は増えない。

そもそも新品の定価が上がっている。ソニーは4月2日から値上げし、日本ではPS5 Proが11万9,980円から13万7,980円になった。理由は「世界的な厳しい経済環境の変化が長期化する状況」だった。

部品の話もある。ソニーは7月の決算でメモリの市況に触れ、今年度に売る予定の台数の分は押さえた、と話した(訳)。

日本は、お金の前に「記録」が要る

日本の品薄も続いている。ソニーストアは9月28日から、PS5 Proの購入申し込みを受け付けた。応募が予定台数を超えれば抽選だ。価格は13万7,980円(税込)、締め切りは10月7日の23時59分、当選の発表は10月26日ごろ。

条件が、普段と違う。「PS4またはPS5にて累計60時間以上のゲームプレイ実績」が要る。数えるのは、2024年9月27日から2026年9月27日までに積み上げた時間だ。「転売目的でのご応募・ご購入はご遠慮ください」とも書かれている。

60時間は、2年で割れば1日5分ほど。普段遊んでいる人なら、まず届く。ただ、集計は9月27日で閉じている。いま本体を手に入れて遊び始めた人は、どう頑張っても今回の条件には届かない。

アメリカでは、1,399.99ドルの値札が立っている。ただ、10月7日の時点でもオンラインでは買えず、店頭にあるかは店舗ごとに違う。日本では、お金を出す前に、2年前から遊んでいた記録が要る。

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出典

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