そりゃ、観光客が地元の名産を地元の人に渡しちゃダメだよな
台湾に住む人のX投稿
旅行最終日のパイナップルケーキが迷惑 台湾在住者が次に書いたのは味の話
台湾に住む人が2026年10月3日の夜、Xに不満を書いた。日本から来た観光客が旅行最終日に「お世話になりました」と言って、夜市かスーパーで買ったパイナップルケーキを渡してくる。それが「一口も食べたないし、周囲誰ももらってくれないし、マジで迷惑なんだが…」(原文ママ)。この投稿と返信をまとめたページ(Togetter)が翌4日に公開され、閲覧数は10月5日時点で6万3,000を超えた。
広島の人にもみじ饅頭を渡す感じ
まとめには、同じ構図を日本に置き換える声が並んだ。「広島に来てもみじ饅頭渡されたら、お、おうとはなるとは思う」。仙台のずんだ餅、沖縄のちんすこう、横浜の「ありあけのハーバー」を挙げる人もいた。スーパーの安売りカステラを旅行客から置き土産にもらったという書き込みもあった。
本人が次に書いたのは、味の話
ところが投稿者は、続く投稿で産地の話をしなかった。「夜市のパイナップルケーキもおいしいよ」と返されるかもしれない、と自分で先に書いた。『この「馬鹿舌」が!』と罵倒される覚悟で、と続けた。気にしていたのは、どこで買ったかより中身のほうらしい。
まとめのコメントにも「パイナップルケーキってまじで味がピンキリですよね」という声があった。10年ほど前に夜市で数箱買い、1箱300円くらいの感覚だったと振り返る人もいる。はてなブックマークでも、問題は台湾の土産だからではなく夜市の安物だからだ、という読み直しが並んだ(10月5日時点で131users)。
投稿者が代わりに挙げたのは、日本の100円ショップで買えるかりんとう、柿の種、ふりかけ。そちらのほうが「はるかにマシです」とし、「いっそ現金でも…。」とも書いている。安い菓子が嫌、という話ではないらしい。
ただし、これは台湾に住む1人の感覚で、まとめに台湾での調査やほかの在住者の声はない。
返信欄では、もう一つの置き土産が出てきた。ホテルを出るとき、旅行中にもらったQRコード付きの感熱紙を全部置いていく、と書く人がいた。レシートである。投稿者は「それは…NT$10000000に化けるかもしれない魔法の紙!!」と返した。
台湾のレシート(統一発票)は、2か月ごとに番号が抽選される公式の宝くじを兼ねている。財政部賦稅署によると、特別賞は1,000万台湾元。2011年1月から2021年6月までの63回で、当たったレシートは832枚出て、換金されたのは608枚。残りは誰も取りに来ていない。
パイナップルケーキの箱は、周囲の誰ももらってくれなかった。置いていかれたレシートは、「魔法の紙」と呼ばれた。
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