10/9 17:49 更新
あなたはどっち 買い物

酒選び、AIに聞く?人に聞く?

場面と、二人の言い分
  1. 東京・中央区の福島県物産館に10月3日、日本酒のAI診断システム「KAORIUM(カオリウム)」が入りました。タブレットで味わいや気分の項目を選ぶと、県産の20銘柄からおすすめが出ます。館内の酒コーナーには約500種類が並んでいます。
  2. 「『初心者です』と言うのが、いちばん怖い」
  3. 「酒は、すすめてくれた人の顔ごと飲むもんだ」

どっちの味方?最初の印象で選んでください。

AIに聞く派 の言い分

棚の前で固まるんですよ、約500種類もあると。店員さんに声をかけたら『辛口と甘口、どちらが』と聞かれて、その時点でもう分からない。知ったかぶりでうなずいて、すすめられた高いのを断れずに買う。あれが嫌で。タブレットなら、何回やり直しても誰も笑わないじゃないですか。自分の好みが言葉になって出てきたら、それだけで次は人に聞けるんです。

相手へ:『おまかせで』と言える人は、もう初心者じゃないですよ。実際に出た声 「若い方とか日本酒に詳しくない方は選びにくいかなと思いましたので」

人に聞く派 の言い分

画面が選んだ酒は、たぶん外れない。でもな、覚えてるのは当たった酒じゃないんだ。『これ、うちの親父の地元の蔵でね』と店の人が急に身を乗り出した、あの一本なんだよ。こっちの顔色を見て、財布を察して、ちょっと冒険させてくれる。外したら、次に行ったとき文句が言える。酒を買いに行って、誰とも話さずに帰ってくるのは、どうにも味気ない。

相手へ:その一本、誰にすすめられたか、あとで話せますか。実際に出た声 「まだまだ人間の方が勝っている部分は多いですね」

すすめる立場 売り場に立つ側

正直、助かるんです。『おすすめは』と聞かれて、好みを探るところから始めると列ができる。画面で言葉を持ってきてくれた人とは、すぐ深い話になる。ただ、画面だけ見て帰る人が増えたら、少しさびしい。

言い分は、世間の声をもとに編集部が脚色したものです。実際の発言と出典は、元ネタの記事にあります。

元ネタを読む →酒を「初夏の微笑み」と言い表すAI、福島の日本酒売り場に入る

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