10/9 17:49 更新
あなたはどっち 社会・暮らし

クマのいない土地から言うな?

場面と、二人の言い分
  1. 2026年9月3日の夕方、京都府舞鶴市の民家の縁の下にクマがいると110番がありました。市は緊急銃猟を決め、委託した業者が麻酔銃を撃ち、ツキノワグマ2頭が殺処分されました。その後、市役所には456件の問い合わせが届き、市長によるとそのうち約9割が誹謗中傷でした。
  2. 「住んでない土地の話をするな」
  3. 「住まなきゃ、聞けないのか」

どっちの味方?最初の印象で選んでください。

クマのいる土地派 の言い分

柿がきれいに消えてるのに気づいたのは、朝でしたよ。縁の下から物音がした家の人は、その夜、電気を消して部屋の奥に座ってた。道路を止めて、業者さんと警察と、夜中までかかって、やっと終わった。そこへ鳴りやまなかったのが、電話です。山から遠い台所でニュースを見ながら「かわいそう」って言うのは、たぶん気持ちいいんでしょう。こっちは、玄関を開ける前に、外の音を聞く暮らしなんです。

相手へ:作業の最中に鳴った電話、あれも質問でしたか?実際に出た声 「公務執行妨害で告訴するべきだと思う」

遠くでも言う派 の言い分

暴言を吐いた人を、かばう気はありません。録音まであるなら、どうぞ告訴してくださいと思います。ただ、私が出したメールは「どうして撃つことになったのか、順番を教えてください」の一行だけでした。それが、死んでくれと言った人と同じ枠に入って、9割と数えられている。クマは私の県にはいませんが、山も税金も、どこかで繋がっているでしょう。知らない土地のことだから、聞いたんですよ。黙っていたら、次も分からないままです。

相手へ:聞いた人まで同じ数に入れたら、次は誰が聞きますか?実際に出た声 「山に帰すことはできなかったのか」

どちらにも呼ばれない立場 引き金を引いた側

決めるのは市で、撃つのはこっちの指です。終わっても、ねぎらいも抗議も、名前のないこっちには届かない。かわいそうと言う人の分も、守ってくれと言う人の分も、全部まとめてこっちの夜に乗ってくるんですよ。

言い分は、世間の声をもとに編集部が脚色したものです。実際の発言と出典は、元ネタの記事にあります。

元ネタを読む →クマを撃った舞鶴市への456件、多くはクマのいない土地から

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