10/9 17:49 更新

同じ店で払っても、
ポイントは半分になる

――チャージしてから払うと

写真はイメージ Photo by Markus Winkler on Unsplash

10/7 12:41 / 発信国:日本

Suicaの新決済「teppay」、付くポイントは2種類 チャージして払うと0.5%

JR東日本は10月6日、モバイルSuicaのアプリで使えるコード決済「teppay(テッペイ)」を、10月20日11時以降に順次始めると発表した。マイナンバーカードで本人確認をすると、teppay残高から最大30万円まで払える。Suicaの電子マネーの上限は2万円で、teppayはそれとは別の残高を使う。モバイルSuicaを使っている人には機能が自動で加わり、新しいアプリは要らない。

見出しになったのは「2万円の壁」だが、発表にはもう一つ分かれ道がある。支払い方は2通りあり、どちらを選ぶかで、付くポイントの率も名前も変わる。

残高から払うと0.5%、ビューカードから払うと1%

一つは、先にチャージしたteppay残高から払う方法である。チャージは、ビューカードからの入金、金融機関からの入金、セブン銀行とローソン銀行での現金入金。もう一つは「ビューカード連携払い」で、チャージをせずにビューカードの利用枠から払う。

残高から払うと、支払額の0.5%が「teppayポイント」で返る。ビューカード連携払いだと、1%が「JRE POINT」で返る。率は倍、名前も別である。teppayポイントはJRE POINTに交換できる、と各社の記事は伝えている。

先に現金やカードでチャージした人のほうが、戻るポイントは半分になり、交換の手間も残る。なぜ2種類に分けたのかは、各社の記事にも公式サイトにも説明がない。交換のレートとteppayポイントの有効期限も、確かめられなかった。

11月のキャンペーンも、2種類に分かれる

11月4日から12月25日まで「みんなでteppay!20%還元キャンペーン」が行われる。エントリーのうえ、対象店舗で500円(税込)以上をteppayのコード決済で払うと、20%が返る。上限は1人5,000ポイント、付与は決済完了から7営業日後。決済が合計25,000円に届くと上限に達する。

公式のキャンペーンページによると、ここで返るのは「teppayポイント(期間限定)」で、JRE POINTではない。Suicaへのチャージ、モバイルSuica定期券・おトクなきっぷ・グリーン券の購入、teppay JCBプリカでの決済は対象外。期間限定ポイントが何日まで使えるかは、同じページに書かれていない。

ケータイWatchによると、ほかの企画も分かれている。通学定期券を買った人には2,000teppayポイント(期間限定)、ビューカードの新規会員には10%分のJRE POINT(期間限定)が返る。

ネットの評判

Impress Watchの記事には、はてなブックマークが120件ほど付いた(10月7日時点)。目立つのは設計への疑問で、交通系ICの残高とteppayの残高が別に管理されるのはなぜか、古い財布に別の財布を外付けしたようだ、という書き込みがある。Suicaで2万円を超えられないことが問題なのに、別の決済手段で超えても意味がないという指摘も出ている。

還元率への見方も厳しい。ビューカードでSuicaにチャージすれば1.5%還元なのに、teppayの1%では物足りないという声がある。一方で、アプリ内で発行する「teppay JCBプリカ」に残高を移してネット通販に使える点を本命と見るコメントもある。

結局、11月4日から20%で返ってくるのは、JRE POINTではなく、期限がまだ公表されていない期間限定のteppayポイントである。

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出典

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