10/6 22:19 更新

送料無料まで、
あと8,950円

――ある記者が、注文画面の前で

写真はイメージ 撮影 Miyuki Meinaka/CC BY-SA 4.0(ウィキメディア・コモンズ)

10/5 18:09 / 発信国:日本

漫画家おすすめの「お取り寄せ」11品、4品を決済の直前まで進めた

漫画家の山本さほさんが10月4日午後4時21分、投稿サイトnoteに「自信を持ってオススメ出来るお取り寄せグルメまとめ」を公開した。通販で何度も買い直している食べ物を、店名つきで11品挙げた記事だ。冒頭には「自分用メモも兼ねています。」とある。

記事に一言を付けて保存する「はてなブックマーク」では、10月5日夕の本誌確認で902人が登録し、コメントは63件。「しらすと餃子に惹かれる(けど高いなぁ)」と値段に引っかかる声があり、11品に京都のラーメン店「天下一品」がないことを気にする人もいた。

本誌は、このうちしらす・ハンバーグ・エビフライ・イカジャンの4品の商品ページを開き、注文を決済の直前まで進めた。価格と在庫は10月5日時点。注文は確定しておらず、本誌は4品ともまだ食べていない。

3品は、決済の直前まで進んだ

最初の2品は止まらなかった。格之進の金格ハンバーグは、Yahoo!店で120g×5個(計600g)が税込4,970円、東京都への送料は無料。冷凍便で、「12時までの注文で10/7〜10/8の間に発送予定」とある。EBI研究所の神えびフライは、公式ショップで5尾×2袋4,700円が在庫あり。クール便(冷凍)で届く。賞味期限は製造日から1年で、到着後3カ月以内に食べることを勧めている。

3つめで手が止まった。大阪・鶴橋の豊田商店が売る生イカのキムチ「イカジャン」は、300gで税込1,850円。賞味期限は「発送日より7日」。送料は本州・四国・九州が850円。無料になるのは小計10,800円以上からで、送料を消すにはあと8,950円分を買い足すことになる。買い足しても、7日で食べ切る前提は変わらない。9月の公式レビューには、いつも買っていると書いたうえで「でも今回は17日に届いて賞味期限が21日でした。」と記した人もいる。

しらすは、カートに入らなかった

4つめは、注文そのものができなかった。和歌山市「しらす創り七代目 山利」のストアでは、釜あげしらすが900gから300gまで、塩干しのものも含めて全品「SOLD OUT」。900g紙箱入りは税込4,212円と出ているのに買えない。カートに入るのは、540円のしらす加工品など別の品だけ。売り切れの理由は書かれていない。ふるさと納税の「ふるさとチョイス」で検索しても0件だった。

どういう品かは分かる。七代目の木村尚博さんはニュース和歌山に、水揚げから加工場でゆで上がるまで「わずか20分でした」と語っている。獲れた分しか作れない品に、常に在庫がある方が不自然だ、と筆者は見る。山本さんの「たくさん頼んで残りは小分けにして冷凍。」も、感想ではなく注文のコツだったことになる。

味は、食べた人が答えを出している

金格ハンバーグはYahoo!店のレビューが平均4.56点・1,274件、イカジャンは豊田商店の公式レビューが平均4.61点・243件。買えなかったしらすは、約4,000円で900gを取り寄せた書き手が「ふわっふわで塩加減がちょうどよくって美味い。」と書いていた。

皿に盛ったエビフライ
写真はイメージ Photo by Jonathan Borba on Unsplash

お取り寄せを「週2ペース」で頼む山本さんは、エビフライで「ちっちゃなえびが3本つながっていたり」という品に何度も当たってきた。Xで嘆いたのをEBI研究所が見て「うちのえびフライを食べてみてください!」とDMをくれた。

進めたのは3品、買えなかったのは1品。おすすめは、おすすめ通りだった。しらすは次の漁を待って、またストアを開く。

出典

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