10/10 22:05 更新

ついにChatGPTの返答がUIに

――回答を操作できる。もはやHPサイト

10/10 10:45 / 発信国:米国

ChatGPTの答えに計算機と地図が出る GPT-6は無料でも使える

飲み会の帰り道、スマホの電卓で割り勘を出す。あの計算を、ChatGPTに丸ごと投げられるようになった。返ってくるのは、文章ではない。人数や金額をその場で動かせる、押せる計算機だ。

OpenAIは10月7日、ChatGPT向けの新しいモデル「GPT-6」を発表した。あわせて出した新機能が「Intelligent UI」だ。押せるボタン、入力欄、グラフ、地図、計算機、ゲームが、答えの中に組み上がる。有料のPlus、Pro、Business、Enterpriseには7日から。無料のFreeとGoには、8日から順番に届く。では、自分のところにはいつ来るのか。日本で何時ごろ届くかは、OpenAIは書いていない。

動くモデルの名前は、契約で変わる。有料の4つはGPT-6 Sol、FreeとGoはGPT-6 Luna。どちらも普段の会話向けに調整した、とOpenAIは言う。対象は、毎週ChatGPTを使う12億人を超える人たちだ。

今夜、試せる3つの使い方

1つめ。その場限りの道具を作らせる。OpenAIが見本にしたのは、お金の話が2つ。貯金がどう増えるかを試す計算機と、食事代の割り勘だ。数字を入れ替えれば、答えもその場で変わる。表計算を開いて、自分で組まなくていい。

広げた紙の地図とコンパス
写真はイメージ Photo by Denise Jans on Unsplash

2つめ。行き先を地図にしてもらう。ドライブの計画では、立ち寄り先が地図の上に並ぶ見本が出ていた。

3つめ。仕組みを押して開く。自転車の見本は、フレーム、車輪、駆動系、ブレーキ、コックピットの5つに分かれていた。気になるところを押すと、中が見られる。

OpenAIによると、ウェブ検索が要る質問では、答え始めるまでが平均44%短い。比べたのはGPT-6 Instantと、1つ前のGPT-5.6 Instantだ。考えながら答え始める作りに変えたからだという。ただし、作業が全部44%早く終わるという意味ではない。

ネットの評判

エンジニアが集まる掲示板Hacker Newsでは、この発表の投稿に623点が付いた。コメントは345件だ(8日夜の時点)。動く図で仕組みをたどれるところは役に立ちそうだ、という声がある。

暗い机の上で光るノートパソコンのキーボード
写真はイメージ Photo by Nakul on Unsplash

一方で並んだのは、飾りすぎだという不満だ。「見下されて、子ども扱いされている気がする」。画像が多い、余白が広すぎる、という書き込みが続く。見本の献立では、添えられた写真が材料と合っていなかった。献立はラムとパースニップ。写真は七面鳥だ。「UIの部品が増える=トークンが増える=お金が増える」。商売の都合を疑う書き込みまであった。

では、図がいらないときはどうするのか。OpenAIのヘルプには、ウェブ版の設定で「Layout and visuals」を切る方法が書いてある。ただし、全部が文章だけになるわけではないという。どの形で返すかはモデルが決める、ともOpenAIは説明している。

まだ届かないところ

届くのは、ChatGPTの「Chat」のところだけだ。WorkとCodexで動くモデルは、今回は変わらない。Enterpriseは、職場の管理者の設定次第で、まだ出てこないことがある。

自分の順番が来たかは、モデルを選ぶメニューを見れば分かる。そこにGPT-6が並んでいれば、もう使える。無料のFreeでも、図や計算機は出る。

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出典

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