10/9 17:49 更新
あなたはどっち 社会・暮らし

SNS年齢制限、国か家か

場面と、二人の言い分
  1. フィリピンの下院が10月7日、13歳未満の子どもにSNSのアカウントを持たせない法案を通しました。2回目の採決を通った段階で、まだ法律ではありません。日本でもたいていのSNSは13歳から使えますが、その線は国の法律ではなく、会社の規約です。
  2. 「家に任せた結果が、今だよ」
  3. 「うちの子を、国が知ってるの?」

どっちの味方?最初の印象で選んでください。

法律で線を引く派 の言い分

夜、娘の部屋の明かりが消えても、スマホの画面だけが光っています。取り上げれば泣かれ、黙っていれば朝まで続きます。うちで決めた時間は、よその家では通じません。友達はみんな持ってると言われた時点で、親が引いた線は紙くずです。だから、学校でもよその家でも同じになる線を、国に引いてほしい。親が悪者をやる役を、法律に代わってほしいだけなんです。

相手へ:お宅の決まりは、隣の家の子にも効くんですか?実際に出た声 「まだ早い」

家で決める派 の言い分

息子は台所でニュースを読み上げて、こっちが知らない国のことまで教えてくれます。同じ画面で、隣のクラスの子は夜中まで動画を流しているそうです。同じ年だから同じ線、って誰が決めたんでしょうね。それに、年齢を確かめるには身分証か顔の推定がいります。子どもを守るために、子どもの顔と名前を会社に預けるんですか。禁止より先に、使い方を教えるのがうちの仕事です。

相手へ:線を引く国は、年齢を確かめきれているんですか?実際に出た声 「友達はみんな持ってるのに」

どちらにも呼ばれない立場 年齢を確かめる側

線を引くのは国でも家でも、確かめるのは窓口にいる私たちです。生年月日の欄に本当のことを書いた子だけが弾かれて、嘘を書いた子は通っていきます。身分証を集めれば、今度は預かった情報の扱いを責められる。守れと集めるなを、同じ口から言われます。

言い分は、世間の声をもとに編集部が脚色したものです。実際の発言と出典は、元ネタの記事にあります。

元ネタを読む →フィリピンで13歳未満のSNS禁止法案が成立 日本の「13歳」は法律ではない

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