10/9 17:49 更新
あなたはどっち 社会・暮らし

ガードレールは居場所か

場面と、二人の言い分
  1. 建築家が、ガードレールをベンチや机、書棚、植栽として使う「トマリバ」の構想をXで紹介しました。標識会社は、車両用防護柵には衝突時に変形して衝撃を和らげる役割があると説明しました。
  2. 「道の端しか、空いてません」
  3. 「あれは曲がるためにある」

どっちの味方?最初の印象で選んでください。

街の居場所派 の言い分

うちの駅前、腰かける所がひとつもないんですよ。買ったパンを立ったまま食べて、待ち合わせも立ちっぱなし。空いているのは、道の端の柵だけです。だったら、あの鉄の棒に座れる面をつけて、鉢でも本でも置けばいい。広場を新しく作るお金が降ってくる街なんて、ほとんどない。もうある物に、ひと工夫足すだけなんです。じゃまだから撤去、座るなと札を立てる、それでまた誰も立ち止まらない道ができる。

相手へ:座るなと言う前に、座れる場所、どこにありますか?

安全優先派 の言い分

あの柵、飾りじゃないんです。車が突っ込んだとき、わざと曲がって、衝撃を逃がす。だから頼りになる。そこに書棚をねじ止めして、植木を並べて、人を座らせたらどうなるか。曲がってほしい物が曲がらなくなるし、曲がれば座っていた人ごと持っていかれる。毎晩、車道のすぐ横を自転車で帰る身からすると、あそこは居場所じゃなくて、間に立ってもらっている壁ですよ。休む場所が足りないのは分かります。だけど、置く場所が、そこでいいわけがない。

相手へ:曲がって守る物の上に、どうして人や別の物を置くんですか?