あなたはどっち セキュリティ
自分で守れは、責任転嫁か
- 10月6日、古川デジタル相が記者会見で、パスワードの使い回しをやめる、多要素認証を利用する、不審なメールやSNSに注意する、という三つの対策を国民に呼びかけました。はてなブックマークではコメントが447件に達し、並んでいたのはほとんどが批判でした。中でも具体的だったのは、使い回しをやめても多要素認証を導入してもサービス側からの流出は防げない、という指摘です。
- 「名前と住所は、変えられない」
- 「それでも、鍵は増やせる」
どっちの味方?最初の印象で選んでください。
あなたが味方した 企業を縛れ派 の言い分
うちの台所の壁に、家族の誕生日を書いた紙が貼ってある。それと同じ中身を、頼んでもいない会社がいくつも持ってるわけだ。パスワードなら、今夜座り直して全部書き換えられるよ。でも名前と住所と生年月日は、引っ越しても消えない。集めすぎた側から出ていったものを、なんでこっちが夜なべして守る話になるんだ。守れないものを守れと言われるのは、頑張れと言われるよりきつい。
相手へ:変えられない個人情報を、どうやって私が守るんですか。実際に出た声 「パスワードの使い回しをやめても多要素認証を導入してもサービス側からの流出は防げない。防げるのはリスト攻撃だけ。」あなたが味方した 鍵を増やす派 の言い分
怒っても、名簿は戻ってこないんですよ。去年の朝、知らない国からログインを試された通知が来て、台所で手が止まりました。あのとき二段目の認証を入れてあったから、中までは入られずに済んだ。使い回しをやめるだけじゃ足りない、それは認めます。でも足りないことを理由に何もしないのは、玄関の鍵を一つで済ます言い訳でしょう。会社に文句を言うのは言うとして、自分の鍵は今夜のうちに直します。
相手へ:全部は守れないから、一つも守らないんですか。実際に出た声 「サイバー攻撃は企業や組織だけの問題ではない。国民一人一人の対策が被害の防止につながる」どちらにも呼ばれない立場 退会したつもりの元会員
私はもう、その会社を使っていません。やめるとき、名前も住所も消えた気がしていましたが、どこに残っているのかは誰も教えてくれない。だから対策しろと言われても守る入口がなく、企業を縛れと言われても、縛った先に私の分が入っているのか分かりません。
理由を聞いた今、もう一度選ぶ
言い分は、世間の声をもとに編集部が脚色したものです。実際の発言と出典は、元ネタの記事にあります。
元ネタを読む →「サービス側からの流出は防げない」大臣の呼びかけに447件この問いの続き変えられない情報を預けたあと、守る責任はどちらに残るのでしょうか。次の一問で考える:クマのいない土地から言うな? →この問いの続き変えられない情報を預けたあと、守る責任はどちらに残るのでしょうか。次の一問で考える:妹の会話代、先払いか従量か →この問いの続き変えられない情報を預けたあと、守る責任はどちらに残るのでしょうか。次の一問で考える:1日2分の扉、親切か負担か →この問いの続き変えられない情報を預けたあと、守る責任はどちらに残るのでしょうか。次の一問で考える:戻るお金と、戻らない名前 →この問いの続き変えられない情報を預けたあと、守る責任はどちらに残るのでしょうか。次の一問で考える:配る前から再配布はあり? →