あなたはどっち アニメ・漫画
11ページで止めるか、足すか
- 『満州アヘンスクワッド』の連載が再開しました。作画の鹿子さんが亡くなり、第216話は本来16ページの予定でしたが、描き上げられていたのは11ページでした。12ページ目は原作者が新たに構成し、背景はアシスタントが描いて、1話として仕上げられました。
- 「どこまでがあの人の線か」
- 「線の境目より、続きだ」
どっちの味方?最初の印象で選んでください。
あなたが味方した そのまま出す派 の言い分
俺は連載の途中から追いかけて、巻が出るたび本棚に足してきた。今度の号も、立ち読みじゃ悪い気がして買った。ページをめくっていて、どこからが別の人の線なのか、わからなくなった。読みやすく仕上げたほうがいいのは、わかっている。でも、最後に机に向かっていた人の手が止まった場所は、止まったままで見たかった。白いままでも、そこが終わりだと教えてほしかった。
相手へ:読みやすく整えるのは、誰のためですか。あなたが味方した 足して届ける派 の言い分
わたしは通勤の電車で読んでいる。あの話は、毎回ちゃんと落ちまで持っていってくれるから好きだった。途中で白くなった紙を渡されて、はいここまでです、と言われるほうが、よっぽど残酷だと思う。原作の人は、ずっと二人で作ってきたんだから、どこで切ればつながるかを一番わかっている。線を足すのは、上書きじゃなくて、続きを渡す仕事だ。読めない形で置いておくことが敬意だなんて、わたしは思わない。
相手へ:白いままの紙を渡されて、何を受け取るんですか。実際に出た声 「涙出てきました」名前の出ない側 背景を描いた人たち
わたしたちは、ずっと背景を描いてきた。空も、建物も、机の木目も。今度のページも、同じ手で埋めた。けれど、誰の線かという話になると、わたしたちの線は数に入らない。それでいいと思ってやってきたのに、今回だけは、少し落ち着かない。
理由を聞いた今、もう一度選ぶ
言い分は、世間の声をもとに編集部が脚色したものです。実際の発言と出典は、元ネタの記事にあります。
元ネタを読む →『満州アヘンスクワッド』連載再開 1冊に並んだ216話と217話、アニメ化も決定