10/9 17:49 更新

道路を、ソファが走っていた

米UPI・WFAEなどの報道より

10/8 10:41 / 発信国:アメリカ

ソファに乗って公道を走った2人 警察が挙げた危なさは「見たドライバーが驚くこと」だった

アメリカ・ノースカロライナ州シャーロットのS・トライオン通りを、ソファが走っていた。乗っていたのは男性2人。2人掛けの小さなソファが、Limeの電動スクーター2台にまたがる形で載っていた。シャーロット・メクレンバーグ警察(CMPD)が9月25日に2人を止め、10月1日にその写真をX(旧ツイッター)に投稿した。

止めたのは、エンターテインメント地区担当の警官だ。投稿はこう始まる。「Well, this was certainly a first…」。これは確かに初めてだった、という意味だ。続けて「Yes, an actual couch. We had questions too」。意味は「はい、本物のソファです。私たちにも疑問がありました」。止めた側のほうが戸惑っている。

警察が挙げた危なさは、2人のケガではなかった

街路に置かれたシェア電動スクーター
写真はイメージ Photo by 0xk on Unsplash

警察はまず、創意工夫は認める、と前置きした。そのうえで、何に乗っていようと安全を第一に考えてほしい、と書いた。ここからが本題だ。警察が具体的に挙げたのは、こんな問いだった。これは本物の車と並んで道路にあっていい物なのか。これを道路で見た衝撃で、ほかのドライバーが集中を失い、危ない運転をしないか。少しでも「そうだ」と感じるなら、乗り物を考え直したほうがいい。

警察が言葉にして心配したのは、ソファに乗った2人より、ソファを見た人のほうだった。交差点で隣にソファが並んだら、信号が青になっても気づかない気がする。

で、切符は切られたのか。警察は2人の名前も、切符を切ったかどうかも明かしていない。そもそも、なぜソファで走ったのか。警察も地元の報道も、そこは明かしていない。

ただ、決まりの上ではかなり苦しい。報道によれば、Limeの利用規約は人を乗せることを禁じ、物を引いたり運んだりすることも禁じている。積める重さは1台につき220ポンド(約100キロ)まで。シャーロット市は、電動スクーターの速さを時速15マイル(約24キロ)までと決めている。ソファを載せた時点で、ほぼ全部に触れる。

警察は投稿の最後にこう書いた。「probably best to leave the mobile furniture displays to IKEA」。動く家具の展示は、IKEAに任せておくのがいちばんだ。

出典

よく読まれている記事

こちらの記事も

← 一覧へ戻る