10/6 22:19 更新

謝罪文に桑田佳祐の名前があった

サザンオールスターズ・関口和之が、代表を務める会社の税務処理報道について出した文書

10/6 14:03 / 発信国:日本

サザン関口和之、会社の約5億8000万円申告漏れ報道で謝罪 のほほんは納付を認め「申告していなかった事実はない」と否定

サザンオールスターズのベーシスト・関口和之が2026年10月5日、バンドの公式サイトに謝罪文を掲載した。関口が代表を務める「有限会社 のほほん」の税務処理が報じられたことへの謝罪で、「本当に申し訳ありません」(原文ママ)と書いた。関口は謝罪の相手に、ファンや関係各所とともに「桑田佳祐君をはじめサザンオールスターズのメンバー」(原文ママ)を挙げた。そのうえで「今回の件は、『有限会社 のほほん』における税務処理に関するものであり、サザンオールスターズとしての活動とはまったく関係ございません」(原文ママ)と記した。会社と所属事務所アミューズは、前日の10月4日にお詫びを公表していた。

指摘されたのは、5億8800万円の株を150万円で売った取引

共同通信は10月4日、東京国税局がのほほんに対し、2023年9月期までの3年間で約5億8000万円の申告漏れを指摘し、過少申告加算税を含め約5300万円を追徴課税したと報じた(東京新聞、新潟日報などが掲載)。

なぜ申告漏れとされたのか。同じ記事によると、のほほんは2021年2月、当時顧問だった税理士法人側が用意した会社の株式を5億8800万円で取得した。配当を受けたあと、価値が下がったその株を150万円で関口個人に売却した。取得額との差額5億8650万円を損失として計上し、法人所得を小さくしていた。東京国税局は、株の売買と配当を組み合わせたこの取引に経済的合理性がなく、不当に税負担を減らしたと判断したという。日テレNEWS NNNは同じ10月4日、この手法は税理士が「節税スキーム」として提案したとみられると報じた。その税理士は、ほかにもおよそ30社に同様のスキームを紹介したとみられるという。

会社が認めたことと、否定したこと

のほほんは10月4日、「ご指摘を受けたのは、令和3年9月期に計上した損金の算入についてであり、当社は、国税当局の判断を真摯に受け入れ、本税及び過少申告加算税をすべて納付いたしました」(原文ママ)と説明した。一方で「複数年にわたり収入又は所得を申告していなかったという事実はございません」(原文ママ)と書き、無申告だったという受け取り方を否定した。報道が伝えた「3年間」と、会社が挙げた「令和3年9月期」の1期との違いについて、会社は説明していない。

取引については「当時の顧問税理士から、適法な取引であるとの説明とともに提案を受けたものでした」(原文ママ)とし、その税理士と税理士法人との契約はすでに解除したと述べた。

アミューズも10月4日、「国税当局から事実を偽った又は隠した旨の指摘を受けておらず、重加算税も課されていないことを確認しました」(原文ママ)と公表した。重加算税は、事実の隠ぺいや仮装があったと判断された場合に課される税である(国税庁税務大学校の論叢)。

ネットの評判

Yahoo!ニュースは10月4日、この件を「サザン関口氏会社5.8億円申告漏れ」の見出しでトピックスに取り上げた。各媒体のコメント欄やまとめサイトでどんな声が多いかは、出典では確かめられなかった。関口自身は謝罪文に「このような状況の中で、多くの方々からお叱りのお言葉をいただいております」(原文ママ)と書いている。

バンドの活動への影響については、2026年10月6日12時時点で、公式サイトの新着一覧に告知がない。

出典

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