10/6 22:19 更新

やらない日もある。
1日1時間くらい

――ある小学5年生が、自分の練習時間を

写真はイメージ Photo by JESHOOTS.COM on Unsplash

10/6 13:37 / 発信国:日本

11歳3カ月でアジア大会金メダル 「ぷよぷよ」の小学5年生

「ゲームばかりやっていないで」。家でそう言われた人は多いだろう。その言葉が通じない小学5年生が現れた。東京都の栗原悠輝(11)が9月26日、愛知県で開かれたアジア大会のeスポーツ「ぷよぷよeスポーツ」で優勝した。このとき11歳3カ月。アジア大会で、これより若い金メダリストはいない。

決勝で向き合ったのは、13歳上の韓国代表カン・ドンシン(24)。10―2で勝った。デイリースポーツによると、最大19連鎖を組める。日本勢がアジア大会のeスポーツで金メダルを取るのは、初めてだった。日本eスポーツ協会が公認するプロに小学生がなれるようになったのも今年からだ。4月、セガは当時10歳の栗原を小学生初のプロとして推薦したと発表している。

ここまで読むと、朝から晩までぷよを並べている子を想像するだろう。

違う。東京スポーツによると、ぷよぷよに向かうのは平日1時間、休日2時間ほどだ。週3回は夜9時まで塾があり、中学受験も控えている。優勝後、本人も練習時間を「やらない日もある。1日1時間くらい」と話した。10月6日の報道では、大会のあとは毎日1〜2時間に増えたが、学校での生活はそこまで変わっていないという。1時間でなぜ勝てるのかは、出典では説明されていない。

ノートと鉛筆が置かれた勉強机
写真はイメージ Photo by Cht Gsml on Unsplash

母の方針は「本人のペースに任せただけ」

母親は東京スポーツの取材に、「『練習しろ』もないし、『練習するな』もない」と話している。気をつけているのは、健康的な食事と、夜寝る時間を守ることだけだという。そもそも「ぷよぷよテトリス2」を6歳のクリスマスに買ってきたのは、母だった。

掲示板の書き込みを集めたサイトには「普通にスゲーわ」という声が並び、塾にも通う生活を「まともな生活」と見る書き込みもあった。一方で「eスポーツを否定はせんけど普通のスポーツと同類にしないでほしい」という反発もあった。

10月5日、都内で開かれた日本代表の報告会で、栗原は一番励みになった言葉を「やっぱお母さんが言ってくれた『おめでとう』ですかね」と答えた。将来の夢は「電車の運転手とか、塾の算数の先生とかになってみたい」。

出典

よく読まれている記事

こちらの記事も

← 一覧へ戻る