10/9 17:49 更新

カップルのインスタを
みてると腹が立つから

――ある高校生が、調査の答えに

写真はイメージ Photo by Akshar Dave🌻 on Unsplash

10/8 13:49 / 発信国:日本

高校生の半分がSNSで疲れている 残りの半分は何をしているのか

SNSに疲れていると答えた高校生が、半分を超えた。全国の現役高校生338人に聞いた調査で、SNSでストレスを感じることが「ある」と答えたのは51.2%だった。聞いたのは、10代と現役高校生の調査を専門にする株式会社ワカモノリサーチ。2026年5月から6月に、インターネットで集めた。いちばん疲れを感じるSNSはどれかと尋ねると、最も多かったのはTikTokで31.1%。次にX(27.5%)、Instagram(16.6%)と続いた。

疲れる理由は、SNSごとに違う

4位はYouTube(8.6%)、5位はBeReal(7.0%)。では、何に疲れているのか。高校生が書いた理由を、そのまま並べてみる。

TikTokは「民度があまりよろしくないから」「年齢層が低い」。Xは「インプレゾンビがきもい」「晒しや誹謗中傷など」。Instagramは「自分との差を見せつけられてる」「みんなきらきらしてるから」。YouTubeは「飛ばせない広告が来るから」。BeRealは「毎日投稿しないといけないから」「時間に追われる」。

インプレゾンビが気持ち悪い。広告が飛ばせない。友達の写真がきらきらしている。ちなみに、TikTokを「年齢層が低い」と書いたのも、高校生である。

疲れていない半分は、何をしているのか

木立の中の散歩道
写真はイメージ Photo by Frank Holleman on Unsplash

ストレスは「ない」と答えたのは48.8%。こちらも、ほぼ半分だ。読みどころは、その理由のほうだった。「好きな投稿だけだから」「snsは自分の好きな系統しか流れてこないから」「自己統制をしているから」「見ないようにしているから」。受験勉強でそこまで見ていない、という答えもあった。

この調査を取り上げたITmedia Mobileは、高校生の自衛術を3つに整理している。入ってくる情報を選ぶ、不快な情報はスルーする、スマホと物理的に距離を置く。嫌な投稿には反論せず、静かに非表示やブロックにするのが賢明だ、とも書いている。

3つ目には名前が付いている。アテンション・デトックスだ。SHIBUYA109 lab.が2026年2月に15〜24歳の574人に聞いた調査では、62.2%が「スマホ疲れ」を感じていた。そのうち79.3%が、いちばんの原因はSNSだと答えている。SNSの利用時間を減らしたいという回答は67.6%。離れるために何をしているかというと、散歩(20.2%)、読書(20.2%)、映画館に行く(16.4%)だった。

それでも、なくなってよいとは言わない

そんなに疲れるなら、なくなればいい。そう思っているのだろうか。ここが、ややこしい。

高校の教室に並ぶ机
写真はイメージ Photo by Nathan Cima on Unsplash

同じワカモノリサーチが2025年7月22日から8月4日に高校生429人に聞いた、別の調査がある。「なくなってよいと思うメディア」の1位はFacebookで、55.9%。2位はラジオ(27.3%)だった。いちばん疲れると挙がったTikTokは3位で、6.1%しかない。Xは4位の5.1%、テレビは5位の4.4%。答えたのは、先の338人とは別の429人である。

2つの調査を並べると、疲れる場所と、消えてよい場所は、同じではないらしい。要らないと名前が挙がったのは、高校生が使っていない場所だった。Facebookに書かれた理由は、「使ったことないから」。

出典

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