10/6 22:19 更新

18作連続1位。44.2万枚は44万人ではない

日向坂46「イチャイチャ虫」が、オリコン週間シングルランキングで1位になった話

写真はイメージ Photo by Robby McCullough on Unsplash

10/6 11:42 / 発信国:日本

日向坂46「イチャイチャ虫」初週44.2万枚で18作連続1位 女性アーティスト歴代1位を自己更新【オリコン】

日向坂46の18枚目のシングル「イチャイチャ虫」が、2026年10月6日発表のオリコン週間シングルランキング(10月12日付、集計期間は9月28日〜10月4日)で1位になった。初週の売上は44.2万枚。2019年4月8日付の1stシングル「キュン」から数えて18作連続の首位で、「1stからのシングル連続1位獲得作品数」の女性アーティスト歴代1位記録を、自分で更新した。発売日は9月30日、表題曲のセンターは四期生の正源司陽子である。

18作すべてが、初週30万枚を超えた

オリコンによると、「1stからのシングル連続初週売上30万枚超え作品数」も同じ18作になり、King & Princeと並ぶ歴代1位タイとなった。King & Princeは、2026年3月31日発表のランキングで「Waltz for Lily」が初週31.3万枚となり、デビューシングルから18作続けて初週30万枚を超えていた。

前作の17枚目「Kind of love」の初週は44.9万枚(オリコン、2026年5月26日発表)で、今作との差は0.7万枚だった。集計期間が同じ、ビルボードジャパンのシングル・セールス・チャート(10月5日発表)でも1位で、こちらの集計は52万3,787枚。2位は超ときめき♡宣伝部「大盛りハッピー」の21万4,107枚だった。

44.2万枚は、44万人ではない

では、なぜ毎回これだけの枚数が動くのか。日向坂46の公式サイト(9月25日掲載)によると、初回仕様限定盤のTYPE-AからTYPE-Dには、半角英数字14桁のシリアルナンバーが封入されている。メンバーと会って話すリアルのミート&グリート(個別トーク会)や、オンラインの個別トーク会に応募するための番号である。公式サイトは「ひとつのシリアルナンバーにつき、1回のみ応募が可能です」としている。同じ部の同一メンバーには複数枚の応募ができ、当選は「1名様最大で10枚分まで」を上限とする予定だとも案内している。1人が何枚も買って何度も応募できる仕組みのため、44.2万枚は、44万人が買ったという意味にはならない。

こうした買い方を含む「推し活」の規模を、推し活総研(株式会社CDGと株式会社Oshicocoが設立)が推計している。2026年1月15日から22日に15〜69歳の2万3,125人にアンケートを行ったところ、約24%が推し活をしていると答えた。推し活総研は、総務省の人口推計をもとにこの割合を換算して約1940万人とし、1人あたりの年間の出費を平均20万9,716円、市場規模を約4.1兆円とした。いずれも、アンケートの回答から計算した数字である。

ネットの評判

まとめサイト「ヤバイ!ニュース(・∀・)」は10月5日、発売週にテレビの音楽番組への出演が深夜の1本にとどまったとして、掲示板に立ったスレッドと「前代未聞」などの書き込みを紹介した。日向坂46の公式サイトが発売週に告知した音楽番組は、10月2日24時59分からの日本テレビ「バズリズム02」である。

公式サイトによると、10月6日と7日には、LaLa arena TOKYO-BAYで「18th Single ひなた坂46 LIVE」が開かれる。アリーナツアー「ひなくり2026」のオフィシャル先行受付も、10月5日正午に始まった。

1stシングルから18作、日向坂46は週間1位を一度も落としていない。そのすべてが、初週30万枚を超えている。

出典

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