AIより俺のほうが
全然詳しくね??
――ネットミーム約1000枚を集めた作者が、制作記に
写真はイメージ Photo by Jan Antonin Kolar on Unsplash
ネットミーム約1000枚の検索サイト、全部に「初出の年」が付いている
笑った記憶はあるのに、あの画像の名前が出てこない。検索窓に何と打てばいいか分からない。そういう画像を約1000枚ためた検索サイト「ネットミームの森」が、はてなブックマークのおもしろカテゴリーで広がり、10月5日の時点で460users、コメント63件を集めた。
絞り込みは年でできる。フィルターは2026年から並び、2020年までは1年ごと、その先は「2015~2019」「2010~2014」「~2009」とまとまる。カテゴリーはTwitter、ネット、アニメ、漫画、ゲーム、テレビ。画像を1枚開くと、年とカテゴリーとタグが出る。画像ごとに、初出とされる年が決まっている。
ただ、はてなブックマークの反応は、ほめる声より注文が多い。「元ネタの詳細な解説(どういう文脈で盛り上がったかとか)が欲しいところだな。」個別のページには年とカテゴリーとタグしか出ず、どの番組や投稿から来た画像かは書かれていない。著作権を心配する声もある。解説を省いた理由と著作権の扱いは、サイトの説明にも作者の制作記にも書かれていない。
その制作記の題は「AI駆動開発でネットミーム検索サイト作ろうとしたら、結局俺駆動開発だった話」。年号を振る作業も、AIが片づけたのだろうと思う。
違う。年号は、作者が1枚ずつ手で調べたものだった。
1枚5分の調べもの
作者のゲンシュンさんがAIにミームの名前を挙げさせたら、「これでいい犬」「ナルトの叫び」といった実在しない名前が量産された。制作記にはこうある。「うーん、これAIより俺のほうが全然詳しくね??」結局、1枚ずつ検索して保存した。「これが1画像につき5分ぐらいかかってる。恐ろしい。」
年を特定する手順は、さらに細かい。ニコニコ大百科とピクシブ百科事典に記事があれば、編集履歴で最古の年を確かめ、次にTwitterで「単語 until:yyyy-mm-dd」と検索する。作者はこれを「本当に地獄のような調査を延々とやってました」と振り返っている。
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